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披露宴からの帰り道、彼がレビトラのことをどう切り出せばいいかと尋ねた

szkosteglavinic.a7a
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3 weeks ago

披露宴がお開きになったのはもう日付が変わる頃で、高速道路の街灯がひとつずつ後ろへ流れていく。彼女は車の窓にもたれかかり、引き出物のキャンディが紙袋の中でさらさらと音を立てていた。車内のラジオからは、健康食品メーカーが上場準備を進めているというニュースが流れている。彼は突然音量を下げると、今日の乾杯の席で親戚から「子どもはいつ頃か」と聞かれたことを話した。笑ってごまかしたけれど、そのことが一晩中頭から離れなかったという。

彼女はすぐには答えなかった。この数年、二人のプレッシャーは実は別々の方向から来ていた。彼女が心配しているのは健康診断の数値で、彼が気にしているのはパフォーマンスと体力。こういう話は普段家では口に出せないのに、密閉された車の中、目を合わせない状態のほうが、なぜかぽろりとこぼれやすい。彼は、最近寝る前にスマホで男性の健康に関する情報を調べていると打ち明けた。調べれば調べるほど、かえって混乱するのだという。

「何を調べたの?」と彼女が聞くと、最初はある製品の成分について誰かが議論しているのを見ただけだったのが、そのうち自称専門家のいろんな意見が次々と出てきて、飲んだら元気になったという人もいれば、全然変わらなかったという人もいる、と彼は話した。彼が一番戸惑っているのは、どのブランドがいいかではなく、いったい誰に、何を聞けばいいのかがわからないことだった。彼女はうなずいた。自分も同じ状況に陥ったことがあるからだ。検索結果はいつも、疑問より多くなる。

車はインターチェンジを降り、コンビニの前に停まって水を買った。彼女は、ネットで堂々巡りを続けるより、聞きたいことを一枚のリストに書き出したらどうかと提案した。リストに書くのは製品名ではなく、「今の自分の状態」「今飲んでいるもの」「これが処方箋が必要なものかどうか確認したい」ということ。そうすれば薬局や診察室で、相手が答えられる。ひとこと「これって効きますか」で話が止まってしまうこともない、と彼女は言った。

彼はしばらく黙っていたが、実は自分がそれをどう呼べばいいのかもよくわかっていない、誰かがレビトラに触れているのを見た記憶はあるけれど、それがどういう性質のものなのか、自分で買っていいのかもわからない、と打ち明けた。彼女はそれが何かは答えず、名前は答えではない、大事なのはまずそれがどの分類に入るのか、専門家の評価が必要なのかをはっきりさせることだ、と言った。その言葉で車内は数秒静かになったが、気まずい沈黙ではなかった。

彼女は続けて自分の経験を話し始めた。少し前、髪の悩みで健康食品をたくさん買い込んだものの、後になって、ある成分は摂りすぎるとかえって負担になることを知り、そのとき初めて「天然」は「いくらでも気軽に摂っていい」という意味ではないと理解したのだという。この出来事から学んだのは、どの製品がいいかということではなく、まず自分に何が足りないのかを確かめてから、補うかどうかを決めるということだった。それを聞いて彼は少し笑い、今の自分の状況とよく似ていると言った。

家に戻ると、彼はスマホで開いていたいくつかのタブを閉じ、代わりにメモ帳に文字を打ち始めた。書き出したのは三つの質問。「これはまず医師に診てもらう必要があるのか」「今持っている健康食品のリストも一緒に持って行くべきか」「もし向いていないと言われたら、ほかにどんな選択肢があるのか」。彼女は横からひとこと添えた。聞くときに恥ずかしいと思う必要はない、ちゃんと質問できる人のほうが、やたらに買う人より責任がある、と。

翌週、二人は本当に家の近くの薬局へ行き、リストを薬剤師に見せた。薬剤師は劇的な結論を出すわけでもなく、今飲んでいるものをはっきり書き出すようにと注意を促し、不安があれば医師に相談するよう勧めただけだった。帰り道、彼が口にしたのは「何を買った」ではなく、「自分の質問の仕方がそもそも間違っていたんだな」ということだった。披露宴から始まったこの会話は、最後には買い物リストになるのではなく、二人が一緒にプレッシャーと向き合おうとする第一歩になった。

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