冬に入ってから、私のオフィスの席はちょうど送風口の真下にあって、冷気が来るとキーボードを打つ指のスピードもワンテンポ遅くなる。夜家に帰るともっと顕著で、足の裏が氷のブロックを踏んでいるみたいで、お湯で温めてからじゃないと布団に入る勇気が出ない。ちょうどこの季節になると、スマホがいろんな「食べるケア」をプッシュ通知し始めて、何スクロールかするだけでコラーゲンの広告が飛び込んでくる。そこで検索欄に「コラーゲンおすすめ」と打ち込んで、みんなが一体何を買っているのか見てみることにした。
最初に私が手を止めた理由は、ブランドではなく、自分がそもそも何を解決したいのかをまったく考えていなかったことに気づいたからだ。手足の冷えは体感の問題、肌の乾燥はケアの問題。この二つは広告ではよくセットで語られるけれど、私にとっては対処法がまったく別の引き出しに入っている。この二つの引き出しを分けてから、検索結果はもう霧の中ではなく、一つずつ照合できる情報になった。
まずは防寒のほうから片付けた。この部分は一番シンプルで、お金もほとんどかからない。靴下を厚めのものに替える、席の下に小さなブランケットを置く、寝る前にぬるま湯で10分足を浸す。特別なことは何もないけれど、一週間続けてみて、少なくとも自分の寒さが「環境による寒さ」なのか「どう着込んでも寒い」のかがわかった。もし後者なら、それはサプリを一本替えても答えが出る問題ではなく、専門家に相談すべきことだ。
それからようやく「食べる」部分に戻った。自分用に三つの判断ステップを立てた。第一に、それが何を解決しようとしているのかを見る。肌のケアなのか、日常の栄養補給なのか。第二に、成分表を見て、わからない添加物に丸をつけ、家に帰ってから調べる。第三に、元の食習慣を変えることを求めていないかを見る。もし答えが「求める」なら、コストはあの一本の値段だけでは済まない。この三ステップを終えると、心が動かされたページの多くは自然と熱が冷めていく。
本当に私が引っかかったのは、第三のステップだった。ある製品は「食べるケア」を謳い、パッケージはやさしい印象なのに、実際には調味料や着色料がかなり混ざっている。またあるものはビタミン、ミネラル、コラーゲンを全部一錠に詰め込んでいて、お得に見えるけれど、自分にそれが必要かどうかまったくわからない。私はその後、こんな習慣をつけた。買いたいリストは翌日にもう一度見る。たいてい半分は消えている。これは意志の力ではなく、衝動が冷める機会を与えているだけだ。
同じ時期に、私は「コラーゲンおすすめ」を買い物リストとしてではなく、一つの問いとして調べ始めた。それがどんな文脈で語られているかを見るようにした。ある人は飲みやすさを気にし、ある人は値段を気にし、ある人は自分がそもそも飲むべきかどうかを問うている。これらの文脈を広げてみると、本当に問うべきは「私の日常の食事に何が足りないのか」であって、「どの一本が一番推されているか」ではないとわかった。この問い方に変わると、検索の方向性はまったく別物になった。
また、こうした製品の安全性についてネット上にはさまざまな説があり、怖く見えるタイトルもあれば、素晴らしく語るものもあるけれど、どちらも私には検証する力がない、と自分に言い聞かせた。私にできるのは、パッケージの成分、警告文、推奨される摂取方法を最後まで読み、疑問のある項目を書き留め、そのリストを持って薬局やクリニックの専門家に聞くことだ。これは責任を外注することではなく、ある判断は自分一人で抱え込むべきではないと認めることだ。
手足の冷えについては、その後、サプリだけで単独に解決できることとは考えなくなった。体質かもしれないし、血行かもしれないし、生活リズムかもしれない。これらは専門的な評価が必要で、検索欄にいくつか文字を打っただけで答えが出るものではない。私がコントロールできるのは、暖かく着る、体を動かす、寝る前にリラックスする、そして「何を食べるか」ということを食事そのものに戻し、一本の製品にすべてを賭けないことだ。
振り返ると、あの夜検索欄に文字を打っていた私は、実は自分を安心させてくれる答えを探していた。でも安心は買うものではなく、一歩ずつ照合して得るものだ。今の私はまずこう問う。この選択にはお金がいくら、時間がどれだけ、注意力がどれだけかかるのか。もし代償が高すぎるなら、それは今の私には合わない。ケアであれ防寒であれ、長く続けられるものこそが本当に役に立つ。
もしあなたも冬の中で手をこすりながらスマホをスクロールしているなら、少し立ち止まって、問題を二つに分けてみてはどうだろう。一つは体の冷え、もう一つは心の焦り。冷えは防寒と専門家に、焦りは時間とリストに任せる。そうすれば、あのきらびやかなページの数々はもうプレッシャーではなく、数ある選択肢の一つにすぎなくなる。
最後に言いたいのは、すべての人に合うリストなんて存在しないということ。私の引き出しの分類も、私の三ステップの判断も、寒がりな会社員の私が冬の中で手探りで見つけた順序にすぎない。そのまま真似してもいいし、全部捨ててやり直してもいい。大事なのは、検索結果に自分が本当に必要としているものを決めさせないことだ。ゆっくりすることを許せば、答えはたいてい自然と浮かび上がってくる。