3周目で止まりたくなった彼がようやく理解した、男性の活力ケアは「買えば済む」ものではないということ
40歳の誕生日、彼はランニングシューズをもらった。贈った人は言った。「最近、疲れてるみたいだね」。彼は口では「大丈夫」と言ったが、心の中ではそれがただの疲れではないと分かっていた。体全体から電力が一本抜け落ちたような感覚で、朝起きるのに二段階必要で、午後になると意識がぼんやりし始める。そこで彼はごくシンプルな目標を立てた。週に3回、毎回グラウンドを3周走ること。
最初の週はまだ力があった。2週目に入ると、3周目が壁になった。息ができなくて動けないわけではない。脚が上がらないのだ。そして心の中で同時に声がした。「何か補ったほうがいいんじゃないか」。彼はネットで検索した。出てくるのはほとんどが男性の活力ケアに関する議論だった。生活リズムの話をする人もいれば、運動の話をする人もいて、いきなり「どのサプリが効く」と言い出す人もいた。彼はページをブックマークに保存したが、すぐには注文しなかった。何を補えばいいのか、自分でも説明できないことに気づいたからだ。
彼はまず、とても退屈なことをした。直近2週間の生活を書き出したのだ。何時に寝て、何時に食べて、コーヒーを何杯飲んで、何回走って、走った後の感覚はどうだったか。書き終えて初めて見えたのは、問題が「何が足りないか」ではなく、夕食がよく21時半までずれ込み、寝る前にスマホをいじって1時まで起きていることだった。彼はもともとカプセル一粒でこれを解決しようと思っていた。しかしその紙は、順序がちょうど逆かもしれないと教えてくれた。この発見は不思議でも何でもない。でも彼が初めて「活力」を、買えるものではなく、観察できる状態として捉えた瞬間だった。
2か月目、彼は2つのことを変えた。夕食を前倒しにし、ランニングは走ったら1日休む形にした。3周目はやはり疲れる。でも疲れた翌日は、もうトラックに轢かれたようにはならない。彼は気づき始めた。ネット上で効果を大げさに語る人たちは、たいてい自分の睡眠や食事、運動量について触れていない。逆にこんな注意も目にした。サプリは多く摂ればいいわけではな...